スマホ代を親が払い続けていたら、使いすぎてもその意識が持てないため、高校を卒業したら、自分のスマホ代は自分で負担させたい、と考える保護者もいると思います。
保護者が契約者になって子どもにスマホ代を請求することもできるでしょう。
でも、子どもが直接契約できれば、より自覚を持ってスマホを使うようになるのではないでしょうか。
多くの携帯電話会社は、未成年者が契約することができませんが、2021年3月17日にサービスが開始されたソフトバンクの新ブランド「LINEMO」は未成年者の契約が可能です。
今回は、LINEMOで未成年者が契約する方法や支払い方法などを詳しく紹介しましょう。
新ブランドで未成年者が契約できるのはLINEMOだけ!
2021年3月から4月にかけて、携帯大手各社は、相次いで新ブランドを発表しました。
携帯キャリアの新ブランド
- ドコモ…ahamo
- au…povo
- ソフトバンク…LINEMO
この新ブランド3つの中で、未成年者が契約者になれるのは「LINEMO」だけで、18歳以上であれば契約することができます。

未成年者がLINEMOを契約するには
では、LINEMOで未成年者が契約するにはどのような手続きが必要なのでしょうか?
LINEMOの申し込みには、年齢に関係なく次の物を準備する必要があります。
LINEMOの申し込みに必要なもの
- 使用するスマホ
- SIMカード/eSIMどちらで申し込むかを決める
- 電話番号を引き継ぐかを決める(MNP予約番号)
- 本人確認書類を用意する
- 連絡先メールアドレス
未成年者(18歳・19歳)が契約する場合追加で必要なもの
契約者が18歳・19歳の場合は、上記のものに加え、次の2点がさらに必要です。
必要書類
- 親権者の本人確認書類
- 法定代理人同意書(親権者同意書)
また、申し込み完了後、LINEMOから親権者に確認の電話が入ります。

手続き手順
上記2点のうち「法定代理人同意書」は次の手順で入手してアップロードします。
step
1法定代理人同意書をダウンロードします
法定代理人同意書はLINEMOのHPからダウンロードできます。
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2法定代理人同意書を印刷する
ダウンロードした「法定代理人同意書」をコンビニなどで印刷します
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3必要事項を記入する
印刷した「法定代理人同意書」に必要事項を記入します
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4スマートフォンやデジカメで撮影、またはスキャナーなどで読み取る
必要事項を記入した「法定代理人同意書」をカメラで撮影またはスキャナーで読み取ります。
ここに注意
一部しか写っていなかったり、ぼけていたり、光が写り込んでいたりすると審査がNGになることがあるので注意しましょう
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5申し込み画面で「法定代理人同意書」をアップロードする
申し込み画面でアップロードするので、撮影は申し込み手続きをするスマホで行うとスムーズです。
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6親権者にLINEMOから電話で確認
申し込み完了後、親権者にLINEMOから電話で確認が入ります。


クレジットカードの準備も必要!
LINEMOの支払い方法は、2021年4月現在、クレジットカードのみです。
利用可能なクレジットカードは、契約者名義のものだけなので、未成年者が契約する場合はクレジットカードの準備も必要ということになります。

まとめ
未成年者が契約できない携帯会社が多い中、LINEMOは18歳以上だったら契約者になることができます。
ただ、申し込みするには、「法定代理人同意書」が必要だったり、親権者に確認の電話が入るなど、少しハードルが高くなります。
また、本人名義のクレジットカードも必要ですから、手続きを始める前に、必要なものがすべて準備できるか、親の承諾を得られるかなど、しっかり確認することをおすすめします。